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4-1.市場の均衡

「消費者」と「生産者」が財やサービスの売買をおこなうのが「市場」です。

市場経済とは
・・・商品が売り買いされる場が、市場(しじょう)です。商店、市場(いちば)、デパートなども商品が売買される場ですが、市場(しじょう)というときには、特定の商業施設に注目するのではなく、特定の商品に着目して、その商品が売買される場の全体を考えます。野菜については野菜市場、原油については原油市場というふうにです。同じ野菜でも、トマトとキャベツを区別する場合には、トマトの市場、キャベツの市場となります。さまざまな市場が社会のすみずみにまで張りめぐらされている経済が市場経済です。(122-123P:下線部は引用者による)

「市場」において、消費者と生産者は商品の「価格」を目安として自分の行動を決定します。

価格は「需要と供給」の関係によってきまります。

需要と供給
商品には必ず価格がつけられています、消費者は価格を見て、買おうとする量、すなわち需要量を決め、他方、生産者は価格を見て、売ろうとする量、すなわ ち供給量を決めます。価格が上ると企業は増産して利潤を増やそうとし、反対に消費者は価格が上るとその商品を購入する量を減らそうとします。  商品の価格は需要量と供給量の関係で変化します。需要量が供給量をうわ回っている場合には価格が上昇し、逆の場合には価格が下落します。需要量と供給量 が一致したとき、価格の変化はやみ、市場は均衡状態に入ります。市場の均衡状態を成立させる価格、すなわち需要量と供給量を一致させる価格を均衡価格とい います。(123P:下線部は引用者による)

需要曲線

消費者は、与えられた価格の下で自分の「効用」が最大となるように「消費量」(需要量)を決定します。この「価格」と「需要量」の関係を示したものが「需要曲線」です。
一般的に、価格が下がると需要量は増加し、価格が上ると需要量は減少します。この関係を「需要の法則」といいます。

この「需要の法則」を需要曲線であらわすと、形は「右下がり」になります。

供給曲線

生産者は、与えられた価格の下で自分の「利潤」が最大となるように「生産量」(供給量)を決定します。この「価格」と「供給量」の関係を示したものが「供給曲線」です。
一般的に、価格が下がると供給量は減少し、価格が上ると供給量は増加します。
この関係を供給曲線であらわすと「右上がり」の形になります。供給曲線はさまざまな形がありますので、需要曲線のように「法則」として表現することはありません。

均衡

ある「価格」の下で、消費者の「効用」が最大となる「需要量」と、生産者の「利潤」が最大となる「供給量」が一致する場合、市場は「均衡」(equilibrium)状態になります。

英語の「equilibrium」には「等しい天秤(てんびん)」という意味があります。これを漢字に訳したものが「均衡」です。「衡」は「はかり」の意味があるので、「均衡」とは「均しいはかり」という意味になります。

ある価格の下で、「需要量」と「供給量」が「均衡」状態になることから、この価格を「均衡価格」(equilibrium price)といいます。

また、均衡価格の元での需要量と供給量は、まとめて「均衡取引量」(均衡需給量)といいます。

→ 4-2.資源の配分

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