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8-3.貿易と政策

政府は、国内の経済を安定させるためにさまざまな政策をおこないます。

現代のように、国と国の結びつきが強まっている時代では、ある国の政策が別の国に影響を与えることが多くなります。

国内産業の保護:関税や補助金

国内産業の保護のためには、海外から輸入される商品に「関税」を課す場合があります。そのほかに、国内の競争力の低い産業に、「補助金」を支給する という方法もあります。これらは、国内の生産者にとってはプラスにはたらきます。その一方で、国内の消費者は、海外の安価な商品を購入する機会がそこなわ れることになります。

よって、社会全体にとってこのような保護的政策がプラスになるかどうかを考える必要がでてきます。

  • 国内の産業には、さまざまな種類があります。その中で、どの産業を重点的に保護するかをめぐって、国内で対立がおこる可能性があります。
  • 貿易の相手国は、なるべく自国の商品を売りたいので、国際的な対立がおこる可能性もあります。

経済政策の影響

国内の景気政策として、政府は、財政政策や金融政策をおこないます。現代のように、経済のグローバル化が進んだ時代では、国内の経済政策が役に立たない場合もありえるのです。

(現代の経済システム)

  • 資本(お金)は、国と国の間で自由に移動できます。
  • 為替相場制度は「変動相場」制度です。
  • 金融市場の動きも考える必要があります。

これらの制度を考慮に入れて、マクロ経済学では、経済政策の効果についてくわしくまなんでいきます。

→ 1.経済学の世界観にもどる。

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