中学の公民で学んだ経済の用語のうち、ミクロ経済学に対応するものは以下の通りです。
ミクロ経済学
(家計と企業)
家計、企業、政府、勤労収入、事業収入、財産収入
消費支出、エンゲル係数、サービス、
消費者主権、消費者保護基本法、製造物責任法(PL法)、クーリングオフ、
資本主義経済、拡大再生産、
卸売業、公企業、私企業、株式会社、株主総会(市場と価格)
生産者価格、市場価格(均衡価格)、独占価格、公共料金、
物価、消費者物価指数、インフレーション、デフレーション、スタグフレーション
自然(土地)、資本(設備・原材料)、労働、
好景気(好況)、不景気(不況)、景気変動(景気循環)、
独占、寡占、カルテル(企業連合)、トラスト(企業合同)、コンツェルン(企業結合)、
独占禁止法、公正取引委員会、
合同会社、ベンチャー企業、多国籍企業、コングロマリット、M&A、リストラクチャリング(金融)
日本銀行、発券銀行、政府の銀行、銀行の銀行
公定歩合、公開市場操作(買いオペ/売りオペ)、支払準備率、管理通貨制度(財政)
財政政策、直接税、所得税、累進課税制度、法人税、間接税、消費税
国税-地方税/直接税-間接税で分類
(→所得税、法人税、相続税、住民税、事業税、固定資産税、酒税、消費税、地方消費税)
公債、国債費、地方交付税交付金、国庫支出金(日本経済)
高度経済成長、国内総生産、GDP(国際経済)
貿易・サービス収支、国際収支、為替相場、固定相場制度、変動相場制度、円高は輸出に不利
ミクロ経済学では、おもに価格の決定メカニズムについて学びます。
みなさん「需要と供給」というテーマで学んだことがあると思います。
中学のときに学んだ内容はこうでした。
- 買い手の行動を表すのが「需要曲線」で、右下がり
- 売り手の行動を表すのが「供給曲線」で、右上がり
- 両者の交点で、需要と供給が一致して、取引量がきまり、そして市場価格が決まる。
でも、次のことは学びませんでした。
「なぜ需要曲線は右下がりなのか?」
「なぜ供給曲線は右上がりなのか?」
これらのことについて、 その理由をみっちり学習していくのが「ミクロ経済学」です。
次はマクロ経済学です。