電子書籍新刊『経済学道場の動画のまとめ (1)かんたん経済学編』

2023/09/21電子書籍の新刊を出版しました。
経済学道場の動画のまとめ (1)かんたん経済学編
 

【内容】
この本は、YouTubeチャンネル「経済学道場」で公開している動画のうち、「かんたん経済学」のシリーズを書き起こして、再構成したものです。9本の動画で、合計で74分の内容です。特別付録(市場の旅)とあわせると24,000字程度になります。グラフや数式もありますが、イラストが中心です。経済学の世界に親しむことを目的としていますので、娯楽的要素が高くなっています。ぜひ、経済学の世界を、楽しんでみてください。

【もくじ】(リンク先はYouTubeの対象動画です)
はじめに Preface
01. ミクロ経済学の全体像
02. マクロ経済学の全体像
03.数学の基礎(1)関数
04.数学の基礎(2)指数の計算
05. 無差別曲線
06. さまざまな無差別曲線
07. 財の分類(所得の変化)
08. 利潤最大化の条件(完全競争市場)
(特別付録)続編「市場への旅」(不完全競争市場)
09. 平均費用と限界費用
あとがき Afterword

【一部を紹介】
(ミクロとマクロの全体像から)
…教科書や参考書は、体系立てて学ぶことを目的として構成されています。一方で、この「経済学道場」では、これとは別のアプローチをとります。それは、「イメージでつかむ」やり方です。理論的な説明は、少し端折(はしょ)って、「ここでは何を学ぶのか」と「なぜそうなるのか」について、荒削りではありますが、頭に浮かんでくるようにビジュアル的な素材を示していこうと思います。

(数学の必要性)
…経済学をより楽しく学んでいくためには、どうしても数学の知識が必要です。でも、この数学という科目には苦手意識を持つ方が多いと思います。かくいう私も、学校で学ぶ教科としての数学は苦手です。…なんでこんなに嫌なのか考えてみたんですが、それは、数学を自分より上にみているからだということに気がつきました。中学などでは、数学は私たちを点数で評価する試験官の立場にいたのです。だから、ここでは、数学という「教科」に対する苦手意識はひとまず置いておきましょう。そして、数学を、試験官ではなく、自分の仲間と考えてみましょう。

(かんたん経済学シリーズとは?)
ここから先の「かんたん経済学」シリーズでは、「何について学ぶのか」をイメージでつかむことを目的としています。アプローチ方法は、キャラクターに行動を託した寓話の形をとっています。ねらいは2つあります。(1)枠組みを理解すること (2)キーワードに親しむこと…「05.無差別曲線」から、特別付録の「市場への旅(不完全競争市場)」までの5つでは、イメージをつかむことを目的としています。そして、「09.平均費用と限界費用」では、一般的な講義の内容を説明しています。では、キャラクターのみなさんに登場していただきましょう。

本文は24,000字程度で、全体で218頁くらい(kindle換算)です。

試し読みはこちらからどうぞ。→『経済学道場の動画のまとめ (1)かんたん経済学編


対象の動画

01. ミクロ経済学の全体像

02. マクロ経済学の全体像

03.数学の基礎(1)関数

04.数学の基礎(2)指数の計算

05. 無差別曲線

06. さまざまな無差別曲線

07. 財の分類(所得の変化)

08. 利潤最大化の条件(完全競争市場)

(特別付録)続編「市場への旅」(不完全競争市場)
09. 平均費用と限界費用


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