右上がりの直線で描かれるグラフです。
これは、「1次関数」のグラフです。
式であらわすとこうなります。
(横軸をX、縦軸をYとします。)
Y=aX+b
「a」(傾き)や「b」(切片)は、数値(定数)であることをあらわしています。
右上がりの直線のグラフの場合、「a」の値はプラスになります。
使用例 「供給曲線」
右上がりの直線のグラフの例としては、「供給曲線」があります。
これは、「価格が高くなるほど、売りたいと思う数量(供給量)が多くなる」ことをあらわしています。
- 価格↑ → 供給量↑
そしてこのことは、「価格が低くなるほど、売りたいと思う数量(供給量)は少なくなる」ことも意味しています。
- 価格↓ → 供給量↓
このように、ある事柄と別の事柄の増減(矢印の向き)がそろっているグラフのことを、「増加関数」ともいいます。
→ 右下がりの直線