価格の決まり方を分析するミクロ経済学で、最初の頃に学ぶテーマです。
ややこしいので、まずはイメージをつかんでください。

限界効用逓減の法則

 

うまい!!!
mu_diminishing01うまい!!
mu_diminishing02たしかにうまいんだけど、もうひとつ工夫がほしいね。
mu_diminishing03

 

普段の生活でよくあるケースです。

実は、これがミクロ経済学では非常に重要な前提となるのです。

言葉の意味をみていきましょう。

効用 utility

商品を買うと、満足感が得られます。この満足感を経済学では効用utilityといいます。

この満足感(効用)は、数値で測れると仮定して、話をすすめていきます。

買った量(消費量)と満足感(効用)の組み合わせを式で表したものが「効用関数」であり、グラフで表したものが「効用曲線」です。

これはたとえば、魚を10尾買って消費したら、100の満足感を得られたという形になります。

限界効用 marginal utility

新たに1単位買って、さらに増えた満足感(効用)を限界効用marginal utilityといいます。

上の例でみると、10尾を消費した後で、さらに1尾を味わったら、どれだけ満足感が増えるかを表します。

仮定

「飽きることは無い」と仮定します。これは、消費すればするほど、効用は増えていくことです。

ただし、この効用の増え方は、だんだんと少なくなっていきます(一般的なケース)。

このことを、限界効用逓減の法則law of diminishing marginal utility(直訳:減っていく限界効用の法則)といいます。

この様子を、グラフで表すとこうなります。

muteigen

横軸のXは商品の消費量、縦軸のYは効用です。

ここで注意していただきたいのは、満腹になったからこのように感じるのではないということです(さきほど、「飽きることは無い」と仮定しました)。たくさん消費できれば、それだけ効用は増え続けます。でも、増え方が小さくなっていくということです。

ところで、この「限界効用逓減の法則」は、身近な感覚から導き出されたものといいました。

ということは他の例もあるということです。

一応みていきましょう。

注意

バイオレンスな表現が続きます。

 

限界効用一定

うはは!!!
mu-ittei
うはは!!!
mu-ittei
うはは!!!
mu-ittei

グラフで表すとこうなります。

muittei

限界効用逓増

mu_teizo01

mu_teizo02

mu_teizo03

mu-teizou2

グラフはこうなります。

muteizou

 

経済学では、「限界効用逓減の法則」のケースを理解しておけばOKです。

「限界効用」についてさらに学ぶにはこちら → 「経済学道場 1-1.限界効用