02.右下がりの直線

右下がりの直線で描かれるグラフです。

右上がりの直線と同様に、これも、「1次関数」のグラフです。

式であらわすとこうなります。
(横軸をX、縦軸をYとします。)

   Y=X+b

「a」(傾き)や「b」(切片)は、数値(定数)であることをあらわしています。

右下がりの直線のグラフの場合、「a」の値はマイナスになります。

使用例 「需要曲線」

右下がりの直線のグラフの例としては、「需要曲線」があります。

これは、「価格が高くなるほど、買いたいと思う数量(需要量)が少なく」ことをあらわしています。

  • 価格↑ → 需要量↓

そしてこのことは、「価格が低くなるほど、買いたいと思う数量(需要量)は多くなる」ことも意味しています。

  • 価格↓ → 需要量↑

このように、ある事柄と別の事柄の増減(矢印の向き)が逆になっているグラフのことを、「減少関数」ともいいます。

→ 水平のグラフ、垂直のグラフ