ミクロ経済学の旅日記
ミクロ経済学の全体像
ミクロ経済学では、おもに価格の決まり方を分析します。この価格は、市場(しじょう)において、買い手(消費者)と売り手(生産者)のやりとりによって決まります。消費者も、生産者も、おのおの自分たちの利益が最大になるように行動します。
世の中にある資源は有限ですので、適切に配分する必要があります。ミクロ経済学では、市場を通して、これらの資源が効率的に配分されると考えます。
市場とは何か、効率的な資源配分とはどのような状態か、資源配分がうまくいかない状態(独占や市場の失敗)などについても分析していきます。
これらの全体像について、動画を作ってみましたので、どうぞご覧ください。
科目としての特徴
ミクロ経済学は、全体としてひとつの体系にまとまっております。よって、最初はなかなか理解できないことでしょう。おまけに、一番ややこしいテーマが、最初のほうに集中しているため、これも苦手意識を高めてしまいます。ですから、まずは、「わからないものだ」と思ってはじめてみるのが気楽でいいと思います。