3-4.生産者の役割

「ミクロ経済学」の「生産者理論」では、「生産者」の行動が商品の「価格」に与える影響を分析します。

マクロの視点

これに対して、「マクロ経済学」では、「生産」活動と「消費」活動を表裏一体と考えて、お互いの関係を分析していきます。

消費と生産は裏表

マクロ経済学をまなぶときは、つねに世の中を「モノ」や「お金」がぐるぐると回っている様子をイメージしてください。

企業が財やサービスを生み出した場合も、誰かが買ってはじめて生産されたことになります。また、消費しないで貯蓄しておいたお金も、銀行などを通じて、誰か別の人が借り入れて生産にまわしたりします。

このように、マクロ経済学の視点からは、生産と消費を結びつけて分析していきます。

→ 4.市場のしくみ
→ 4-1.市場の均衡